バチカン市国

（5日目・続き）

これまでのお話はこちら。。。

サンジミニャーノから南下すること4時間。
いよいよローマに到着しました。
緯度は東北ぐらいらしいんだけど、神戸よりも断然気温が高く暖かい♪
で、まずはバチカンのすぐ近くのレストランでランチです。

ペンネのプッタネスカ

今までの中ではまだパスタは固い方だけどアルデンテではない。
味はまぁ、普通。。。
プッタネスカならもうちょいアンチョビが効いててもいいのではと思ったけど…

サルティンボッカ

サルティンボッカって仔牛と生ハムの間にセージを挟んで焼いて、
アツアツを頂くお料理なんだけど……
仔牛の下にあるのは3cm四方ぐらいのお飾り程度の生ハム。
しかも肝心のセージはないし、周りを粉で固めて蒸し焼きにしているので、超変な感じ。。。
しかもめっちゃしょっぱくて、生野菜といっしょじゃないととてもじゃないけど食べられない！
やっぱ、今回のお食事も超外れでしたが、もうツアーの食事に関しては誰も動揺しません。。。

さて、ランチ後は気を取り直し、カトリックの総本山である、バチカン観光です♪♪

思いのほかとっても空いてました。

サン・ピエトロ大聖堂

すっごぉ～～～～い！！と声を上げてしまいましたが、
とにかくこの堂々たる姿にはカトリック信者じゃなくても感動！

ここを守っているのはスイス兵です。

入ってすぐ右手にあるのがミケランジェロのピエタ

そして祭壇の右側には聖ピエトロのブロンズ像

信者がなでたりキスしたりするので、像の右足はもう指の凹凸がなくなってつるつるになっています。

ところで、ここでミサをやっているお部屋を見ていると、昔の上司にバッタリ会いました。
お互いびっくり！日本でも会わないのにバチカンで会うなんて…
思わず記念写真を撮って別れました。

さて、大聖堂の前はサン・ピエトロ広場

広場をぐるりと取り囲む半円の回廊が素晴らしい！
これはイエスの両腕を表す半円で、訪れる人を優しく腕の中に包んでくれているんですって。
また、その回廊の上には140人の聖人たちが広場を見下ろしています。

この広場から大聖堂に向かって右手の建物にローマ法王の書斎があります。
最上階の右から二つ目の窓。
この時も電気が点いていたので、執務中だったのでしょうね。

ホントは1日かけて、ゆっくり見て回りたかったバチカン。
サンタンジェロ城にも行きたかったし、システィーナ礼拝堂にも行きたかったし…
でも、今回は駆け足でポイントを押さえていくのが目的だったので、
名残惜しみながらもバチカンを後に…

近いうちに絶対、もう一度来ようと強く心に決めました。

ちなみに、イタリア旅行で初めて行く場所では、絶対にガイドさんを付けるのが正解。
どんなにネットで情報を調べ、ガイドブックを熟読しても、
やはりガイドさんの説明には全然かないません。
なので、フリーで行っても、行きたいポイントで1～2時間のガイドさんをお願いし、ある程度の説明を受けた上でフリータイムにした方が、歴史的なことや、建築物のこと、また絵画でもそれを描かれた背景など、しっかりと理解ができます。
フリータイムで自由に美術館や礼拝堂を見に行った人は皆、
「やっぱり説明があったらもっといいと思えたから、ガイドさんがいたらな～と思った」と、口々に言っていました。
過去にイタリアに旅行をした方で、もし完全なフリーで行かれた方は、
次回の旅はフリーツアーでも、是非ポイントとなる箇所はガイドさんに案内してもらって下さい。
見たことのある建物や絵画も、新しい発見や感動を味わえると思います。

さてさて、この後は、駆け足でのローマ観光で～す！

続く。。。